必見!キャッシュレス決済サービス「LINE Pay」とは!?
様々な企業がスマホ決済サービスを実装する中で例外なくLINEもこの業界に参戦しました。コミュニケーションアプリ「LINE」のユーザーにとっては待望んだサービスではないではないでしょうか?
またこのLINE Payのサービス開始により、競争のさらなる激化が想定されます。 競争が激化し選択肢が増える中でどれが自分にとって最善のスマホ決済なのかを見極めることが重要になってきます。
本記事ではその選択肢の1つであるLINE Payの特徴について店舗側からわかりやすく解説しています!
目次
LINE Payとは?
近年、隣国の中国や韓国が顕著な例であるように各国のキャッシュレス化が進んでいます。日本においてもインバウンド(訪日外国人)が増える中でキャッシュレス決済という言葉が注目を集めています。 その中でLINE Payは、国内最大級のコミュニケーションアプリであるLINEが提供するキャッシュレス決済サービスです。
本記事ではLINE Payを店舗が導入するメリットと加盟までの手順をお伝えしたいと思います!
LINE Payの加盟店手数料
初期費用(円) | 手数料(%) | |
---|---|---|
据置端末 | 0円 | 0% (2021年7月31日まで) |
店舗用アプリ | 0円 | 0% (2021年7月31日まで) |
プリントQR | 0円 | 0% (2021年7月31日まで) |
Star Pay | 38000円 | 3.45% |
オンライン決済 | 0円 | 3.45%(物販/サービス) 5.5%(デジタルコンテンツ) |
POS | 0円 | 3.45% |
*2021年8月1日以降は2.45%
引用元:LINE Pay公式サイト
据置端末は店舗に届いたら、電源を入れるだけで、すぐにお使いいただけます。ユーザーは表示されたQRコードを読み取るだけで、金額を入力することなく決済が可能です。
店舗用アプリは決済機能だけでなく、販促メッセージの送信、クーポンの送信など、多様な機能を搭載した加盟店様専用スマートフォンアプリです。加盟店の登録が終わったら、「プリントQR」と同じですぐにご利用いただけます。
プリントQRは機器の設置や専用アプリの導入は不要。決済用のQRコードを掲示し、ユーザーがスマートフォンで読み取る決済方式です。審査完了後、すぐにご利用可能です。
オンライン決済はオンラインショップでもLINE Payでお買いものができます。LINE Payユーザーは、クレジットカード情報などの入力の手間が省けて、カンタンにお支払いが完了し、商品購入完了率向上にもつながります。
「StarPay」は、1台でLINE Payのコード決済の他、WeChat Pay、Alipayやその他国内コード決済にも対応する、レシートプリント一体型マルチ決済端末です。
LINE Payの導入事例
LINE Payを導入した事例として、オフラインとオンラインのハイブリッド型総合書店である「honto」という電子書籍サービスを紹介したいと思います。
もともとこの会社は、オフラインの店舗との連携が強みであったため、メインの顧客層は40代女性でした。そのため、若年層の取り込みが課題だったのですが、従来のクレジットカード支払いではそれが解決できませんでした。キャリア決済も導入し、若年層の取り込みは多少改善したのですが、手数料が高い、というもう一つの課題がありました。
導入してみると、、、
若年層の新規獲得に成功し、従来の新規率3%からLINE Pay導入後6%に倍増し、さらにLINEと連携しているため集客、新規獲得からアフター&フォローまでの一連の流れを行えるのでリピーターの獲得にもつながっています。
また従来のキャリア決済より手数料が低く、手数料の高さという課題も解決しました。
LINE Pay導入のメリット
多くの利用者
引用元:ferret 「5大SNSの国内ユーザー数を比較!LINE、Twitter、Instagram、Facebook、TikTok【2019年12月更新】」
LINEの月間アクティブユーザーは8000万人を超え、日本人の2人に1人以上の人たちがLINEを利用している現状で、連携するキャッシュレス決済サービス「LINE Pay」に流れてくるLINE ユーザーも少なくありません。
決済手数料の低さ、導入時の設備費用
特に上にもある通り2021年7月31日までは据置端末、店舗用アプリ、プリントQRは初期費用、手数料が掛かりません。
新規、リピーターの獲得
LINEが提供しているため、もちろん連携することが可能です。店舗用のLINEアカウントからLINE Payでの決済を促すことができますし、LINE Pay友達追加機能を使えば店舗のLINEアカウントからお店の情報を発信することが可能になりアフター&フォローができるようになり、リピーター獲得に繋げられます。
マルチ決済端末の活用
LINE Pay導入にはマルチ決済端末を使うことができます。「StarPay」は、1台でLINE Payのコード決済の他、WeChat Pay、Alipayやその他国内コード決済にも対応する、レシートプリント一体型マルチ決済端末です。海外からのお客様のキャッシュレス決済に対応 できるように、LINE Payとは異なるインバウンド向け決済サービス2社(WeChat Pay及びAlipay)を「StarPay端末」1台でご利用可能。また本サイトでも紹介しているAir Payもマルチ決済端末です。
マルチ決済端末は、一度に複数の決済サービスを取り扱うことができます。顧客の様々な決済サービスに対応可能ですし、申請や管理の煩雑さを解消することもできます。
Air Payに関してこちらのページで解説しています。
利用店舗数No1のAirペイとは!?導入費用やメリット・デメリットについて徹底解説!
加盟店になるのに必要なものは?
法人、個人事業主とでそれぞれ加盟店になるのに必要なものが異なります。また店舗用アプリを利用するかしないかでも異なります。
- 法人が申請するとき→登記簿謄本
- 個人事業主が申請するとき→事業者証明書、本人確認書類
- 共通→各種営業許可証
- 店舗用アプリを利用する→アプリをインストールしてアプリから申請。
- 店舗用アプリを利用しない→LINE Pay公式サイトから申請。
その後LINEから受信したメールで管理者登録すれば完了です。
まとめ
以上、必見!キャッシュレス決済サービス「LINE Pay」とは!?でした。
LINE Payの導入には基本的に初期費用が掛からず、手数料も据置端末、店舗用アプリ、プリントQRであれば一切掛からないので全体として従来の決済サービスと比べても、かなり低コストであること明らかです。他にも多くの利用者がいるLINEとの連携など、たくさんのメリットがあります。
また加盟に際して法人、個人事業主などで条件が異なるためあらかじめそれぞれ準備しておく必要があります。
2020年の東京オリンピックを起点としてさらなるインバウンドの増加に伴うキャッシュレス化の増長は免れません。これを機会に是非一度、LINE Payの導入をご検討してみてはいかがでしょうか?
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